当法人の病院において発生した医療事故と再発防止について

 令和3年12月に多発性脳梗塞等で入院されていた患者様(60歳代男性)について、急性胆のう炎の治療・処置中に心肺停止を来した際に蘇生開始が遅れ、心拍は再開しましたが、令和4年1月に亡くなられるという医療事故が発生いたしました。
 お亡くなりになられた患者様の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様に多大な御心痛をおかけしましたことを深くお詫びいたします。
 二度とこのような医療事故を起こさないよう、病院職員が一丸となって医療安全の確保に努めてまいる所存です。
 なお、先般、患者様御遺族と和解が成立しました。和解条件を踏まえまして、事故の詳細を公表することは差し控えさせていただきます。

令和7年1027
県立広島病院 院長 板本 敏行